ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

はるよこい

(駄犬ホームズの飼主目線)ホームズには、明確に「知能指数が、幼児にぬかされた」という日がありました。ああ、今日だ。と、思いました。幼児は2才でした。種のかなしみを感じました。ホームズは8才です。犬は人間でいう永遠の3歳児らしいのですが、う…

さがしもの

犬が、くんくんしていると、「事件のかおり」かと、きかれます。「たずね人か、殺人か」ともいわれます。うるさいです。柿がないです。おなかがへりました。(愛犬ホームズ著『犬と四季』より) ▲さびしい冬の枯庭をなぐさめてくれる、スイセン。貴重。落葉…

Twitterでバズったふるさと便をやってみた2(上州編)

いまは江戸住みの、上州人から、ふるさと便が届きました。(奥州人からとどいた、第一弾はこちら)ばーーーーん!!! トリセツが、すごい。というか、ふるさと便って、トリセツがついてくるもんだっけ?郷愁を誘う手書きに、写真までついてる。この上州人は…

凛。

風がふきました。犬はとおくを見つめます。つきだす、前足。りりしいとおもいます。 でも、ほんとは、ぼんやりしているだけです。 (愛犬ホームズ著『犬と四季』より)

犬のテレパシー

犬は、人間が、庭にでたそうにすると、わかります。人間は、なにももっていません。ふと犬をみます。時計をみます。それだけでわかります。犬は、声をかけられるまえに、しっぽをふって、かけつけます。お勝手のまえにいきます。人間があとからきます。「よ…

いいこアピール

犬は、おとなしくていいこです。いわれなくても、おすわりします。「教えかたが雑だったせいで、うしろ足が雑い」そうですが、おすわりです。犬は、まっています。犬が得意なことのひとつです。 (愛犬ホームズ著『食卓と犬』より)

六角雪見燈籠

犬以外は、こんなこと、できないとおもいます。 とりたてておもしろくなくとも、なんども同じ行動をするのが犬です。 たのしいのかといわれると、こまります。 犬は、ちびですが、がんばっています。 肉をください。(愛犬ホームズ著『それが犬の生きる道』…

きいています。

犬は、参加します。人間があつまっていたら、参加しにいきます。ごはんのときも、おはなしのときも、のりおくれません。たまに、「犬にいってもわからない」と、人間が話しています。犬は、犬に声をかけてくれていることを、わかってます。もっと話しかけま…

こたつ。

なにがいいたいのか、わかるとおもいます。でも、つけなくても、おこらないです。ばうばうしないです。犬は、あつかましくありません。ふわふわしたところにいるだけです。でも、つけるのは、とめません。 (愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より…

三種の神器って、平家物語で、海のもくずと消えなかったか?

三種の神器は、欠けている。ないはずだ。なくなったはずだ。壇ノ浦の戦いで。幼帝が入水するとき、ともに沈んだのだ。 御代がわりの話題のなかで、ふつうに「三種の神器」がでてきて、二度見した。あったっけ。なくなったのは虚構だったっけ。こういうとき、…

たたるほど、皇位が近づき、業苦であるほど、たたえられる早良親王。

先日、八所御霊神社でまつられていた、吉備大臣。つまりは吉備真備。 ▼この記事 このひとは、どうして、たたるひとたちに加えられているのか。どう考えても、徳川家康的な人生を送っている。そもそも、御霊メンバーがすごすぎるのだ。このメンバーにどうして…

あめのひ

雨のあとは、足がみじかいので、おなかがぬれます。あわれがられます。「足みじかちゃん」と、いわれます。犬はこまってません。こまってないからいいのです。みんなも大声でいいましょう。こまってないからいいのです!!!(愛犬ホームズ著『それが犬の生…

ともだち。

人間が、ともだちと、あそんでいます。すわって、ずっとみていました。ボールをなげていました。犬には、ともだちはいません。だから犬は、家にかえって、うろうろします。カキと、枯れ木がいます。 (愛犬ホームズ著『それが犬の生きる道』より)

あいかわらず

犬は、あいかわらずが好きです。きのうも、きょうも、あしたも、あいかわらずです。毎日おなじことをします。犬は、日常をあいしています。まどの外の、いてきを、打ちはらっています。呼ばれたら、ふりかえりますが、監視はやめません。きょうは、あいかわ…

出待ち。

人間が、おりてくるのを、犬は、まっています。階段をあがったら、いつかは、おりてきます。でまちというらしいです。だまって、おすわりして、ずっとまっています。でまちをすると、ほめてもらえます。たまに人間が、「ほーちゃんが、さっきからずっと待っ…

共感性は、ほんとうに、君のきもちがわかるのか?

わかーる わかるよ~♪ きみのきもちー! ファッションビルを横切っていたら、ふいに耳にとびこんできた。天井から注がれるメロディに、唐突に、全肯定された。前奏がない。いきなり、この歌詞がくる。わかる、わかるよ、きみのきもち。少女のような童顔が、…

ホームズの宣材写真。

生後1~2か月くらい、ブリーダーさんの撮影です。「骨格や遺伝など完璧で、ショーに挑戦できる子です」と、いわれて、やってきました。ハードは申し分なくとも、ソフトにいささかの課題があります。どうやら、よその犬は、怒られると反省するらしいです。…

駄犬ホームズの飼主目線

ホームズの運動場には、こういうものがおいてあります。ホームズ氏が自力であがっているところは、見たことありませんが。芝生ももう、完全に枯れています。 ここで寝ころがると、こういう画面がみえます。のべている枝は、染井吉野。流れる雲をぼんやりみあ…

春の夜の 闇はあやなし 梅の花 色こそ見えね 香やは隠るる

犬と四季 番外 和歌と四季 ▼本日撮った白梅 うちの家の梅は、はやい。毎年、センター試験のころに咲く。花期は長かった。なかなか散らない。高3のセンター試験のあと、華々しくもない結果をかかえて、よくこの梅をみた。一輪ずつ咲いていく。1月のこのころ…

極寒と犬

みなさん、げんきですか。犬はげんきです。かぜはひきません。さむいと、なにもいわず、がたがたふるえます。ぶるぶるしていると、なにがあったのかと、心配されます。さむいです。みたら、わかるとおもいます。犬が、はだかなのを、わすれないでほしいです…

七福神は、ほんとうに福をもたらしてくれるのか。わりとバイオレンスな神じゃないか。

七福神は、だいぶ謎である。こういう神仏道教の習合したものは、だいたいポリシーが一貫していない。たのしげに、ふくふくしく、ひとつの船におさまっているが、そりはあわなさそうである。ことばも通じなさそうである。どうしてあなたが。あなたの効能は、…

ほむちゃん落ちるよシリーズです。

人間は、犬のなにかを、なめています。犬は、人間とちがって、野生をわすれていません。挑戦を、こわがりません。なんのために、あぶないことをするんでしょうか。やってみたいからです。がたがた、いわないでください。(愛犬ホームズ著『それが犬の生きる…

エスパー魔美の高畑さんとは誰か。チンプイの殿下の正体は、結局なんだったのか。

きのう、消灯したベッドのなかで、唐突に思った。エスパー魔美の高畑さんって、必要?ねえ、いる?ただの常識人じゃない? ▼右のこの人。見た目もふつう。ひだりがヒロインの魔美。 くらやみのなかで、考える。藤子・F・不二夫作品に、常識人キャラって、い…

足裏カイロのかわりに、充電式の電熱インソール

冬の悪口をいう記事です。いやね、一度は、あゆみよる努力はしたんです。冬が好きだと自称する人に、その魅力を語ってもらった。冬の朝の、きんと張りつめた空気。すみのぼる夜空、冬のオリオン。いつかおわるイルミネーション。卒業式が近づいてくる、わか…

この極北の世に、ぎりぎり人間をつづけている寒がりさんに、おすすめの電熱ベスト

さむい。さむいとは悪である。さむいというただ一点でのみ、冬とは仲よくやれない。ご遠慮ねがいたい。空気よんでほしい。君の冷えた左手を、僕の右ポケットにお招きするための、この上ない口実なんていらない。外でたくない。風邪ひく。冬眠したい。 とはい…

おつきあう。

床がぬくいです。 犬は、となりにいてあげます。 はやくねたほうがいいとおもいます。 もう夜です。 (愛犬ホームズ著『犬と四季』より)

かきぞめ

犬は、ミカンもたべます。皮は、むいてください。人間のゆびにあたらないように、たくみに、がぶりとします。また柿かとおもっているとおもうので、ミカンの話をしました。でも、柿はおちているので、柿をたべます。おちてなくても、ねらいます。ことしはじ…

ミス・ユニバースとストレングスファインダー!

ドナルド・トランプから指名され、日本のナショナルディレクターをつとめた、イネス・リグロン。彼女の指導によって、48年ぶりに、日本代表がミス・ユニバースに選出されることになる。というのが能書きなんですが、このひと、目を奪うほどの美人。 あまい…

うえをむこう。

みてください。みじかい足をのばして、もこもこの喉をそらせて、うしろ足をふんばって、犬は、うえをみあげます。犬だって、犬だって、やるのです。犬だって、ねらいにいくのです。足がみじかくても。 (愛犬ホームズ著『それが犬の生きる道』より) ▲そんな…