ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

犬のテレパシー

犬は、人間が、庭にでたそうにすると、わかります。
人間は、なにももっていません。
ふと犬をみます。
時計をみます。
それだけでわかります。
犬は、声をかけられるまえに、しっぽをふって、かけつけます。
お勝手のまえにいきます。
人間があとからきます。
「よくわかったね」とほめられます。
すごいでしょう。

 

(愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)

▲左上のつぼみ、かろうじて、桃色がみえる。3月に咲くことを思うと、わりと早い。

▲花期がながい梅は、開花もゆるやか。散りもしない。そしてかおる。なんてすばらしい。かおるだけで、散らない花とは。冬の枯庭を、なぐさめてくれる。