ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

出待ち。

人間が、おりてくるのを、犬は、まっています。
階段をあがったら、いつかは、おりてきます。
でまちというらしいです。
だまって、おすわりして、ずっとまっています。
でまちをすると、ほめてもらえます。
たまに人間が、
「ほーちゃんが、さっきからずっと待ってるよ」
「知らんがな」
と、いいあっています。


(愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)