ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

人事的裏側──かなりキツいご指摘を受けたひとに、懲戒案件で再会する。パワハラで訴えられている。

あんまり書いていて、ハッピーな話ではないんですが。
人事は、裏が見える。
なので、みなさまのご参考までに。
ややこしいな、なんか私悪いこと言ったっけ? 対応おかしかったっけ? と思うようなひとは、どこかで再会する。
それっぽいところで。

だいたい、なんらかの苦情受付で。

今回、つくづくそう思ったのは、あまりにこじれまくり、訴えたひとも荒れ狂い、リアル訴訟になりかけている案件で、見覚えのある名前をみつけたからだった。
名前をみた瞬間、ああ、と思った。

思い起こせば、5年前。
運営上どうしてもでてくる間隙のミスで、そのひとが激怒した。
怒り狂ったメールがきた。
なにがなんだかわからなかったが、他課と前後策を決めた。
3行に1回、謝りたおすメールを送った。
また怒り狂ったメールが、はねかえってきた。
すごい。
長文メール。
ぜんぜん消火してない。
さらなる炎上!
しかもセルフ。

上司からは、「もう放っておきなさい」といわれた。
返事もしなくていいと。

なにかの会議のおりに、そのひとを見かけた。
顔色はわるく、青いというより黒かった。
髪はざんばら、眼は落ちくぼみ、せわしなく左右していた。
身は縮こまり、堂々としたところは、ひとかけらもなかった。
細く、あまりに頼りなかった。
背景の、クリーム色の壁ごと、覚えている。
クリームの壁に負けるくらいの存在感だった。
あんまり文面と違うから、気がそがれたんだった。
活発でひたすらに強気な文面と、ゴミ捨て場の亡霊のような存在感と。

そう、あの人だ。

ハラスメントとして、訴えられている。
もっというと、リターンを受けている。
さらにいうと、因果はめぐる。報いをうける。
訴えたほうは、積年のうらみのごとく、どうしようもなく燃え盛っている。
なかなかすごい。
いったりきたりしているメールをみると、どこから薪がくべられるのか、鎮火の気配はすこしもみえない。

それをみて、一周まわって思う。
もし、思いもかけないクレームに出会ったら、右から左に流そう。
そのひとは、そういうひとなんだ。
あなたは、なにも気にしなくていい。
他人は、あなたの影響の輪の外。
あなたの幸福度に、影響させてはいけない。

 

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