ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

大阪開催「勝間和代講師によるヘルシオ スペシャルイベント」参加レポ(1/2)

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シャープさん主催の、ヘルシオ&ホットクックイベントにいってきました。
概要はこんな感じ。
「勝間流ロジカルクッキング講義のあと、ヘルシオウォーターオーブンやホットクックを使って、カンタンでおいしい調理技を実習しましょう!(講師:勝間和代さん)」
2時間のなかに、講義と、実習と、ごはんタイムがつまってました。


ヘルシオもホットクックも両方もってるんですが、結論からいうと、いってよかったです。
みのり多き会でした。
実地、すごいですね。
勉強になりました。
「ものすごくおいしくはないが、これくらいの手間でいいなら満足できるレベルのおいしさ」
を産出してたんですが、段違いにおいしかったです。
なにこれ。だいぶショック。
わたしは今までなにを作ってたんだ。
本も読んでたし、言われる通りやってるつもりだったのに。
忠実な生徒だと思ってたのに。
自分がどこでまずくしていたか、しみじみとわかりました。
これはあれだ、トラディッショナルなやつ。
百聞は一見に如かず。

 

イベントの流れ


14:30~15:10くらい 座学 見学


はじめの10分は、シャープ社員さんと思しき若い男性が、ヘルシオとホットクックの解説。
カラーパンフレットを見ながら、ざっくりと機種について説明。
そこからは勝間さんが、にこやかに登場。
配られたレジュメを見ながら、講演慣れした話しぶりで、がんがん語る。
勝間塾生なので、勝間さんの著書はぜんぶ読んでいるし、調理系の講演も聞いている。
それでもはじめて聞く話があって、それが刺さった。
なまの場で話すほうがいい、ざっくばらんな話のほうが、感情を刺激しやすい気がする。
しばらくすると、包丁をとりだした勝間さんが、実地をはじめた。
シャープさんが、みなさんぜひ前へと何度もアナウンスして、わやわやと、参加者が前方にあつまる。
勝間さんが切ったものを、ホットクックにいれて、「おまかせ調理」をポチ。
そこで解散して、自分たちのテーブルへ。


15:10~15:45くらい 実習ターン


実習といっても、「切って入れる」だけ。
加えて、包丁とまな板の数が、4人に1セットだけだったので、ぼんやりしていたら、しきりに包丁をすすめられる。
まともに切り方を実践する流れに。
どのテーブルも、みんなで包丁をまわしている。
刺身を切るように、ちいさく動かす。叩き切らない。
切っている最中に、スタッフさんが、勝間さんが講義中につくって、ヘルシオで完成しさせたものをもってまわっている。
つまみ食いする。
おいしい。
おとなりさんと、顔を見合わせる。
和気あいあいと、切っては、鍋につっこむ。


15:45~16:00くらい 質疑応答タイム

 
完成するまでは、勝間さんが質問を受ける時間。
あんまり積極的に手はあがらなかったので、サービス精神を働かせて、勝間さんがいろいろ話してくれる。

16:00~16:30くらい 実食タイム

完成して、実食タイム。
前で勝間さんやスタッフさんが話しているのを聞きながら、おとなりさんとも話しながら。

 

メニュー


・出汁なし具だくさん味噌汁:ホットクック 実習あり
・ブレイズ(蒸し煮):ホットクック 実習あり
・ほうれん草の低温蒸しと蒸し豆の塩こうじ和え:ヘルシオ 食べるだけ
・鶏の照り焼き あぶり焼き:ヘルシオ 食べるだけ
・いろどり焼き野菜:ヘルシオ 食べるだけ
・白ごはん あらかじめラップに包まれているもの
・おみやげに、おからパウダーをもらう
ものすごくおいしくて、しかも、おなかいっぱいになりました。

 

ざっくりと講義メモ


1品つくるのに、10分を切りたい。
でも、短時間で熱をかけると、糖分と塩分と油分が多すぎることになる。
というのは、そのままだとあまくないから。
みりんをいれる。
野菜を70-80度で変性させると、あまくなる。
そうすると、砂糖やみりんがいらなくなる。
よくあるレシピは、砂糖を2%、塩1%足して、甘辛くしている。
砂糖をくわえたぶんだけ、塩分もつよくなっている。
でも、野菜をあまくすると、塩を0.6%しかたさなくてよくなる。
となると、いくらでもたべていい塩分糖分になる。
ダイエットという概念がなくなる。


このやりかたは、ストウブやバーべーキューでできるが、重い。
ホットクックの内鍋は、とても軽い。
なるべく家事は、ラクにする。
ホットクックより、私たちの時給のほうが、実は高い。
そして、人が作るよりまずくなると、つづかない。


だから、公共図書館の食堂、社食のレベルを超えたい。
ファミレスよりはおいしい。
ホテルのほうが盛りつけはきれいだが、味は同じをめざしたい。
適切な加熱方法、適切な味つけをもちいて。
70-80度をゆっくり通す。
味つけはパーセンテージで。
0.1グラムまで、計れるものをひとつもつ。


フライパンと鍋は、ごはんをまずくする。
フライパンは伝導熱。
鉄の熱であっためる。
こげつくので、かき混ぜ必要。
ヘルシオは、水蒸気や空気をあっためる。
かきまぜる必要がない。
均一にかかる。
やきいもをフライパンで焼いたらおいしくないのと同じ。
フライパンは、オムレツのような、外側かりっと、内側ふわっとするものにむいている。


鍋はなぜまずいか。
ゆで汁をすてるから。
くわえて、水分調節がすごく難しい。
1分でも2分でも間違えると、ほうれん草は超まずくなる。
食材によって、適切な温度がある。
青菜は、70度が適切。
それ以上だと、えぐみがでる。
豆も、ゆでると、ゆで汁においしさが逃げる。
フライパンの熱と、お湯のコントロールはむつかしい。
フライパンは、空気に触れている時間が、長すぎる。
というのは、空気に触れると、すべてのたべものは酸化する。
それがよくない。
調理をしているあいだにも、起こってしまう。
だから、なるべく酸素に触れさせない、無水料理がいい。


プラントベース・ホールフードがなぜいいか。
お肉をつかうと、水道管や三角コーナーが、どろっとする。
それが自分の体内の血管や食道に、おこっている。
日本人の女性なら、1日100グラムまで。
それ以上だと、大腸癌がふえる。
水道管がつまるのと同じ原理。


なぜ野菜だけのごはんが、つづきにくいのか。
1食4人分で2キロ。2食4人分だと、1日に4キロ必要になる。
重い。
2日分まとめ買いすると、8キロ。
そんなに買いにいっていられない。
それだけ買いものができないから、野菜を買わなくなる。
だからネットスーパーがおすすめ。

 (このあと実演へ)

(つづく)

シャープ ヘルシオ ホットクック 1.6L AIoT対応モデル ホワイト KN-HW16D-W

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▲ちいさいほうだけど、白いのあります。おとなりさんが、赤がいやで、買っていないといっていた…赤もいいよ…

▲内鍋!!!超べんり!!!一品増えます!!!2台持ちのまえに、ぜひ2内鍋!!!

勝間式 超ロジカル家事

勝間式 超ロジカル家事

 

▲この本を実家において帰った。翌週、実家にいったら、ブラーバがいた。

勝間式 食事ハック

勝間式 食事ハック

 

▲この本のおかげで、そのまえに買ってあんまり活躍していなかった、象印の煮込み自慢への未練をたちきった。ホットクックが翌週やってきた。