ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

2018-11-19から1日間の記事一覧

アンコールワット記6:油断ならないアプサラダンスの舞姫と、プリンスダンコールの歌姫。

眼前で、蠱惑しながらそそのかす舞踏が、くりひろげられている。妖艶か、古拙かといえば、まちがいなく妖しい。誘って、まどわせて、くるわせて、堕落させる。むかしの舞姫は、神につかえて清浄たるか、王につかえて接待を担うか、神につかえて清浄たるふう…