ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

接近戦の勝ちかた

 

人間がしゃがんだので、よろこんで突進しました。
まがおです。
しっぽはふります。
とにかく接近します。
鼻柱をつけにいきます。
このあと人間は、どうするでしょうか。
「ホムちゃん近すぎる」といいながらも、なでなでしてくれます。
人間のつごうはどうでもいいです。
なでなでを重んじます。

(愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)